Shanghai memo
上海メモ/気が向いたとき、思いつくままに…。
万博、開幕まで残り3日
SMAPが6月に万博会場内でコンサートを開く。木村拓哉ファンの同僚は必ずいくとはしゃいでいた。18000人入場可能のホールでコンサートは開かれるが、何せ人口2000万人の大都市。キムタクやSMAPファンが殺到し、混乱が予想される。
市内各所では、万博のための案内ボックスが設置されている。対応は、ボランティア。
新聞やテレビでは、毎日のように、万博関連のニュースが流れている。上海市政府はメンツをかけ、万博成功のために全力を尽くしているが、サービスレベルが低く、大型イベントにも慣れていないだけに、予期せぬ事件や事故は間違いなく発生するだろう。
事務局は、期間中7000万人の入場を見込んでいるが、上海以外の中国の各都市は、北京を中心にあまり万博に関心はないかも?
豚骨ラーメン
開店資金は数百万円か。飲食業は現金商売だけに、流行れば資金の回収も早い。この老板は、日本に留学し、豚骨ラーメンの店でアルバイトをしていたのだろうか。店の周辺は、日本人が多く集まる古北地区と違い、日本人はほとんどいない。自分の口には合わないが、勝ち組と言われ、他店舗展開する「味千ラーメン」と同様、最初から中国人をターゲットにしているのだろうが、この店の豚骨スープが果たして受け入れられるのか。中国語で、無一文から財をなす人を白手起家(ばいしょうちーちゃー)という。飲食業の撤退が日常茶飯事なだけに、彼の夢は実現するか。
ちなみに、古北地区には博多出身の兄弟が経営する「豚骨拉麺」という店があり、流行っている。日本で人気の「一風堂」は戦略を間違え、撤退した。
上海万博、開幕前のリハーサル混乱
半年の期間で7000万人以上の入場者を見込む事務局だが、かなりの混乱が予想される。
友人各位
いま上海より戻りました。
20日の上海世博会のリハーサルの報告をいたします。
写真は整理して後日送信します。
・ゲート;
朝9時に地下鉄9号線の馬当路駅で下車。ここから世博専用地下鉄に乗り換えるのですが、一旦地上に出ます。角を曲がって驚きました。長~~~い行列。先が見えません。1時間30分並びようやく列の半分の前進。まだまだ先が見えません。トイレに行きたいのだが、トイレマークはあるのだがゲートの中らしい。
但しこの列は右側からくる列で、同様に左側からくる列もあるのですから倍の数となります。
ここで離脱者が多数でる。私は離脱者に聞きましたら「今ゲートの前の広場に入る門が閉ざされている。入場制限しているのでまだ約1、2時間は入れないだろう」とのこと。
実はこの乗り換え駅はゲートになっていて空港以上に厳しい検査があるので大混乱なのです。このゲートを通過して専用線に乗ると会場内に入れるのですが、この乗り換えは20日のリハーサル(10万人とも20万人とも言われていますが)でこの有様ですから80万人の場合は想像することが恐ろしくなります。
私は離脱して外灘へタクシーで行き、そのから浦東行きの渡し舟(2元)に乗り、船着場で世博専用船に乗り換えて会場へ入りました。11時30分でした。
世博専用船は世博チケットがないと乗船できません。ここでも厳しい検査がありますが、何と何と行列がゼロ。乗船者は8人のみ。穴場でしたが、本番前に情報は広がるでしょうね。
この船は浦西エリアに着きます。都市実験区の近くです。
・コンビニ・食堂;
水が欲しくなりコンビニへ行ったらここも長い行列。仕方なく食堂へ行く。ここも長い行列。ようやく4分の一のピザにありついた。ここでコーラ(缶)を購入。
コンビニは浦東会場を含めて数が少なく、店は大変に小さく万博向き仕様にはなっていません。
食堂も混んでいて、コンビニで購入した弁当を植え込みの周辺で立ち食いし、その空箱やペットボトルを植え込み内にポイ。
・観覧;
夕方4時の退場時間までかけて浦西会場と浦東会場を歩いただけで終わりました。
中国館の1階は地方館が併設されていて入場制限がないので誰でも自由に入場できるので、ここを観ただけです。
もっとも私は展示よりバリアフリーの調査に関心があるので展示館は並んでまで見たいとは思っていませんでした。
・バリアフリー;
写真がないと説明できませんが、問題が多い。
リハーサル初日に既に路のタイルがいたるところではがれ、マンホールの蓋が割れ、工事現場から雨で流された泥水、街路樹の根元のコンクリートも割れ、路の段差で車椅子使用者が困難していた等等。
メイン通路などの上り下り用の階段の横に透明な外エレベーターはあるのですが、エスカレーターを見たのは一箇所のみでした。
・トイレ;
数は多いのですが、大半が(真夏には入りたくない)例のレンタルトイレで全て和式。当然「紙」はありません。
ところどころに新設のトイレ棟があるのですが、ここも和式で一つ洋式(車椅子用)がありましたが、ダンボール箱(用度品など)が積み上げられていて使用できません。
※上海駅の一等(軟座)待合室の車椅子用洋式トイレも従業員の休憩・荷物置き場になっていて使用できません。
これは「意識のバリア」です。
上海は国際都市と言われているが、住民の多くの意識は発展途上なのです。
・記念品;
アイテム毎(会社毎?)の売店。
日本式のように一箇所で何でも買えるわけではないようです。
私が入った記念品売る場は「サンダル」と関連アイテムが少しでした。
・ゴミ;
路にゴミの山。清掃人が少なく手が回らないようでした。
また、学生アルバイト(?)と思える若者がゴミに処理ができなくて、足でふんずけて小さくする努力(?)が多々見られました。
さらに、工事中の展示館もあり、砂の山、竹材の山、麻袋の山等等。
・園内の移動;
バス(無料)が便利
浦西から浦東も専用トンネルを通してバスが運用されています。
・休憩;
休憩ベンチがいたるところにあるのですが、テントがパラソル形状なので雨のため半分以上は使用できず、食堂も混んでいるので、私は約5時間歩き疲れました。
・日本館;
張り紙があり「23日の午後から開館」。
・産業館;
建物の外側の店は一部工事中。
入館は20分待ちの行列ができていました。
浦西の一番端で付近の案内板に表示されていないので、スタッフ3人に聞きましたが、それぞれ別な場所を教えてくれましたので雨の中探し歩きました。
・スタッフ;
見学気分で写真を取り合ったり、男女が手をつないで歩いている姿もあり、教育ができていませんね。
総合評価;
日本で博覧会慣れした人が見ればもっと辛口なのでしょうが、一応上海世博会に関係した者として甘く50点。
展示館の展示物や広場のイベント(舞台の準備中)などを見ていないので感動は全くありませんでしたが、各パビリオンの建築物は見ごたえがあります。
しかし、80万~100万人が来場したらどうなるのだろうか?
中国の掲示板の書き込みはもっと辛口です。
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「会場パニック、テロや暴徒化より恐ろしい?」
http://sankei.jp.msn.com/world/china/100430/chn1004301201001-n1.htm
下記は、イギリスメディアのレポート。
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=41680
パクリ!
上海万博の公式テーマソング「2010等你来」が、岡本真夜の「そのままの君でいて(不变的你就好)」にそっくりということで、中国のネットで話題になっている。
http://api.youku.com/api_ptvideoinfo/pid_XMzA0_tp_1_id_XMTY1MTM1NjEy.html
ジャキーチェンやアンディラウ、リーピンピンら著名な俳優を使って、キャンペーンビデオがテレビで流れている。
聞いてみたが、「そっくり」ではなく、まさに、そのままの「パクリ」。
ばれると考えなかったのだろうか。
「2ちゃんねる」でも、多くの書き込み。
http://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1271457303/
(※政府または万博事務局の意向だろう、上記の二つの曲を比較できるサイトは、三日後の19日、削除されてしまった.。そして、事務局が盗作であることを認め、岡本側に使用許可を求め、一件落着)
http://tt.mop.com/topic/read_4198403_1_0.html
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「似ている?」「だから何だ」上海万博って偽物展示世界博覧会
マスコット「海宝」はガンビー、
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(宮崎正弘のメルマガ)
上海万博のPRソングが日本の歌手が昔歌ったものとそっくりで、
おまけにメインの中国館の外形は安藤忠雄氏がセルビア万博に設計
しかし「だから何だ」と開き直るのが中国人の特性。
大学教授は他人の論文を盗用し、
外国小説の翻訳は勝手におこなって著作権は支払わず、
外国から文句を言われると「
盗作、改竄、偽造、でっち上げは得意中の得意芸であり、
ルイビュトンやブルガリのハンドバックなど、
だから最近中国人がどっと日本に観光旅行で来たら、
三十年前に台湾からの個人の観光ビザがOKになったとき、
同じことをやっているのが中国人旅行社だが、
いざ上海万博が開幕したら、次は展示品に偽物がいくつ出るか、
ファーストフード産業が黄金時代に突入
ファストフード産業は今や外食産業の持続的発展を支える重要なパワーであり、新たな経済成長点でもある。2005年になると発展がスピードアップし、中国式ファストフードの専業化、チェーン化が始まった。 09年も急成長が続き、通年の売上高は1兆8千億元を超えた。外食産業の急速な発展という良好な情勢の下で、ファストフード産業の発展も加速した。
東部の省・直轄市では営業規模が一般のレストランを明らかに上回り、外食産業に占めるファストフードのシェアが広東省では90%に達し、江蘇省、上海市、遼寧省、北京市、浙江省、山東省などでも50%を超えた。中国では一人あたり国内総生産(GDP)が1千ドルを突破し、経済体制と成長スタイルが改善を続け、工業化・都市化・現代化のプロセスが日に日に加速している。
ファストフードの発展は今、空前絶後のチャンスを迎えている。ある専門家の指摘によると、中国のファストフード産業はこれまで全体として順調に発展し、社会の発展からくるニーズに対応して、持続的な発展を遂げ、市場は緩やかに成長した。発展の過程で一連の挫折に見舞われたとはいえ、全体的な発展という方向性に影響するものではなかった。2010年は中国ファストフード産業の黄金時代の始まりとみられ、北京などの大都市や経済が発達した地域を中心として、徐々に全国に波及し、成熟した発展段階に突入することが予想される。
ユニクロが、世界最大級となる旗艦店を来月、上海にオープン
5月15日にオープンするユニクロ上海市南京西路店は営業面積3500平方メートル、世界最大級の旗艦店となる。このオープンを皮切りに、同社は短期間で平均面積750平方メートルの店舗100店を出店する。5年以内に300店超にまで拡大するという。
同社の中国展開はこれまで決して成功してきたわけではない。2001年に日中合資、04年には独資の形態で進出したが、専門店の数は08年時点で11店舗にとどまっていた。 今、ファストファッションブームの追い風を受け、猛スピードで大規模展開を推進、ザラやH&Mとの戦いに臨む。ファーストリテイリングは20年までに世界最大の衣料品小売企業になる目標を掲げている。そのために必要な成長は「主にアジア、とりわけ中国で達成されるだろう」と同社の柳井正代表取締役は見通しを示した。
オープン準備中の南京西路店。
南翔で本場の小龍包
南翔といえば、小龍包(ショウロンポー)発祥の地。清明節休暇の二日目、B級グルメの会・番外編として、「本場の小龍包を食べる」という昼間の企画がたてられ、20人余りが参加した。南翔へは、これまでバスか車しか交通機関はなかったが、地下鉄11号線が開通し、市内から約30分で行けるようになった。目的地は、「上海古猗園餐庁」。地下鉄南翔駅から、ぶらぶらと歩き、小龍包の店が軒を並べる先にその店はあった。
隣接する明の時代の庭園「古猗園」を30分ほど散策した後、いよいよ食事。 小龍包だけでなく、、7~8品出て、ビールや昭興酒も飲み、一人60元(約800円)、安すぎる。竹に入った醤油飯と豚のもも肉や竹茶など初めて目にした。満足。
桃の花を見に行った
園内に入ると、軽食、飴細工、風船割り、金魚すくいなど、来園者目当ての露天業者が軒を並べる。そして、目当ての桃の花。桜、梅、菜の花、そして桃。どれも満開だ。一本の幹から白とピンクの花。確かに、花は心を和ませる。広大な敷地ということもあり、園内を1時間半あまりぶらぶら。1mほどの棒に足を乗せたパフォーマンスもやっていた。中国人にとって、憩いの場所のひとつである。
5月は五連休
これを受けて、各旅行会社は急きょ、連休の旅行プランの企画会議を始めたそうな…。またまた、中国人の金持ちが日本に旅行し大金を使い、そのあおりを受けて、日本人は帰省の航空チケットが入手しにくくなるかも。