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Shanghai memo

上海メモ/気が向いたとき、思いつくままに…。

カテゴリー「生活」の記事一覧

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中国の病巣

ある地方都市に住む知人からメールがあった。
彼は現在28歳(?)
1年半務めた職場を一昨日辞めた。
理由は、薄給と労働法を無視した過酷な労働条件だ。
 
蟻族という現代中国を表す言葉がある。
高学歴であっても仕事につけず、蟻のようにその日暮らしを余儀なくされる若者をさす。
仕事も結婚もままならない。
金がすべてとは言わないが、娘たちは大都会と裕福な若者に憧れる。
拝金主義が闊歩する中国の病巣のひとつだ。
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健康診断

久しぶりに、健康診断を受けた。

  場所は上海市金浜路15号にある上海出入境検験検疫局(分部)。
まず、予約番号を伝え、パスポートとそのコピー一式、職場の登録証明書、写真4枚を渡す。
受診票を受け取り、必要事項を記入後、受診費用約700元を支払い、着替えて受診開始。
身長・体重測定、血液検査、視力検査、X線、腹部エコー、内診を行い、約1時間で終了。
  この程度の検査は、日本でも健康診断の基本項目。中国では医療機器は高価なため、
  日本ほど普及していないが、ここは設置してあった。
結果は約1週間後に郵送してもらうことにした(郵送費25元)。

ところで、居住証や就労ビザに必要な健康の数値基準は何だろうか。


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検疫局の横にあった彫像。

はた迷惑な話

夜中、部屋のドアをドンドンとたたく音で目が覚めた。ブザーはついていない。時計を見ると、3時半。安全面もあり、最初は無視しようかとも考えたが、あまりにもしつこくたたき続けるので、やむなくドアを開けた。男性が片手に料理の乗った大皿を持っている。「間違いだ」と言っても、「●●号室」ではないかとドアに表示された部屋番号を指差す。結局、「不好意思(ぶーはおいーす、済みません)」と言って去っていた。

客はたぶん、仕事を終えたカラオケ嬢かなにかで、同居人と空腹を満たすために宅配を頼んだのだろう。それにしても、本当にはた迷惑で、日本では基本的にあり得ない話。

知らなかった

中国の給与支払いは、月末締めの翌月10日払いで銀行振込が多いが、
支払いの時間が支払い当日の夕方5時ということを初めて知った。
理由は分からない。
日本の常識と同じ発想をしていると、思いがけない中国の常識に戸惑ってしまう。


5月は五連休

上海市政府は労働節連休(メーデー:5月1~3日)の休日を従来の3日間から2日増やし、計5日間にすると発表した。4月30日~5月4日が休日となる。国務院(中央政府)の認可を経て決定した。但し、万博開催の今年だけの特別措置。
今回の休暇延長の目的は、430日に実施する上海万博の開幕式典以降の数日間に中国内や海外から多くの要人が上海を訪れるので、市内で大々的な交通規制を敷き、市民生活への影響を最小限におさえるため。
 これを受けて、各旅行会社は急きょ、連休の旅行プランの企画会議を始めたそうな…。またまた、中国人の金持ちが日本に旅行し大金を使い、そのあおりを受けて、日本人は帰省の航空チケットが入手しにくくなるかも。
また同市政府は上海市民と、市外出身で上海市の居住証を持つ人に対し、1家庭当たり万博入場券1枚と、200元(約2,700円)分の記念交通カードを支給することも決めた。支給を通じて、万博への来場を促す狙いがあるとみられる。(上海に戸籍がなく、地方から出てきて上海で働いている者には配布されない、と居留証のない同僚が不満を言っていた)
 

名残り雪

まもなく、桜の季節。
今日は日中温度5度以下、最低気温はマイナス3度の予想。
朝、霧雨に混じって、細かい雪がちらほら。
上海の冬は寒い(東北部と違い、暖房施設が不備)が、雪はほとんど降らない。
降っても、積雪はない。

またまた、パソコンが壊れた。

1月に、パソコンの画面が真っ暗になり、光電管を交換して修理代が320元(約4000円)かかった。
ところが、またまた、同様の故障。前日までは、全く問題がなかった。
修理店の話によると、基本的に液晶モニターに欠陥があり、液晶を変えないと同じ問題が起きる可能性が大きいという。
パソコンは生活必需品のため、やむなく交換。修理代850元(11000円)。

修理の間、することがなく、久しぶりにテレビのスイッチを入れた(面白くないので、テレビは全く見ていなかった)。
番組は、相変わらずの戦時中の反日ドラマ、若者向けの美容やレストラン、ファッシヨン紹介、「80後」(1980年以降に生まれた若者)の嫁姑問題などいろいろ。中国語のヒアリングの勉強のためには、少しは役に立つかも。

上海の地下鉄

総延長400Km(世界第三位)、全駅数280、乗換駅数58駅、一日の利用客数600万人、総車両数2500台。そして、近い将来の総路線数22。市民の生活は、ますます便利になっていくが、朝夕通勤時のラッシュは東京並み。

(1)路線によって、車両に色分けされたラインが塗装されている。
(2)飛び込みや落下防止のため、ホームドアが設置されるようになった。中国でも、自殺者は多い。
(3)自販機は名刺大のカード。料金は3元(約40円)~。最近、1日乗り放題のチケットも売りだされた。
(4)車両内はきれい。座席はプラスチック製。
(5)日本のように時刻表はない。モニターで到着予定時間が示される。
(6)定期券はない。交通カードは地下鉄だけでなく、バスやタクシーでも利用できる。
(7)万博を控え、X線による手荷物検査が行われている。

関連記事

http://sankei.jp.msn.com/world/china/100410/chn1004101403003-n1.htm



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床屋

昼前に、床屋に行った。韓国系の大手チェーン店だ。
日曜日のせいか、10数席ある椅子は満席。しばらく、待つことにして、店内の様子を観察してみた。
 
①中国では、日本のように、理容院(男)と美容院(女)が分かれておらず、「美髪美容」という呼び方で、ひとつになっている。
②従業員は技術レベルでランクがあり、日本のカリスマ美容師と同様、技術力やセンスがある者は、指名すると、カット料も高い。
③ シャンプーやリンスなどの美容用品を盛んに客に勧める。売れると、自分の歩合になるのだろう。
④ 髪を切る前に、専任の女性がまず洗髪。カット後の洗髪はないような気がする。理由は分からない。
⑤ ひげはそらない。衛生的な理由なのか。ただし、もみあげだけは、剃刀で切るが、日本のように衛生的に管理されていないので、傷をつけると、そこからエイズ移るのではないかと不安になる。
⑥ 女性は、美容に金をかける。中年の女性でもパーマをかける人は多い。豊かになったのだろう。そして、男性の10倍近くの金を払う。

そうこうしている間に、30分経った。そして、自分の番になり、約20分で終了。次回からは、この時間は避けよう。
ちなみに、10元(×13円)とかの安い床屋もある。路上の床屋は、もっと安い。貧しい女性は、そういった店に行くのだろう。

中国では、人口が多い分、床屋も多く、競争も激しい。
この店はカットだけで30元だが、日本人経営の店は、男性でも200元するところもあると聞いた。

地下鉄7号線全面開通

同僚の中には、二週間ほどの休暇を取っている者もいるが、
春節明けで、今日が仕事始め。
ただ休日振替のため、今日の土曜日と明日の日曜日は出勤。
今度の休みまで7日連続で出なければならない。

アパートに近い地下鉄7号線は、
昨日まで、運行時間が9時から16時まで時間制限されていたが、
今日から、全面開通した。

バスと地下鉄2号線を利用して、約40分ほどかかっていた通勤時間が、
今日からは、2号線と7号線の乗り換えで、15分ほど短縮される。

上海の地下鉄は、5月の万博開催までに急ピッチで工事が進められ、
将来的に22本の路線ができる。
総延長距離は東京を抜き、ニューヨークやロンドンに次ぐ世界第三位になる。
市内から浦東国際空港までの地下鉄も3月末に開通する計画だ。

市民の生活は、ますます便利になっていく。

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