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Shanghai memo

上海メモ/気が向いたとき、思いつくままに…。

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ファーストフード産業が黄金時代に突入

中国のファーストフード産業は1987年に産声を上げた。同年4月にケンタッキーフライドチキンのチェーン第1号店が北京市場に進出したのを契機として、現代型ファーストフードの急速な発展の幕が開いた。1990年代には国民総生産(GNP)成長率が78%に達したことを背景に、ファストフード産業も年平均成長率が20%に達して急成長し、利益率は15-25%に上った。

ファストフード産業は今や外食産業の持続的発展を支える重要なパワーであり、新たな経済成長点でもある。2005年になると発展がスピードアップし、中国式ファストフードの専業化、チェーン化が始まった。 09年も急成長が続き、通年の売上高は1兆8千億元を超えた。外食産業の急速な発展という良好な情勢の下で、ファストフード産業の発展も加速した。

東部の省・直轄市では営業規模が一般のレストランを明らかに上回り、外食産業に占めるファストフードのシェアが広東省では90%に達し、江蘇省、上海市、遼寧省、北京市、浙江省、山東省などでも50%を超えた。中国では一人あたり国内総生産(GDP)が1千ドルを突破し、経済体制と成長スタイルが改善を続け、工業化・都市化・現代化のプロセスが日に日に加速している。

ファストフードの発展は今、空前絶後のチャンスを迎えている。ある専門家の指摘によると、中国のファストフード産業はこれまで全体として順調に発展し、社会の発展からくるニーズに対応して、持続的な発展を遂げ、市場は緩やかに成長した。発展の過程で一連の挫折に見舞われたとはいえ、全体的な発展という方向性に影響するものではなかった。2010年は中国ファストフード産業の黄金時代の始まりとみられ、北京などの大都市や経済が発達した地域を中心として、徐々に全国に波及し、成熟した発展段階に突入することが予想される。


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