Shanghai memo
上海メモ/気が向いたとき、思いつくままに…。
春運
今日は、日中気温が23度、春のような陽気だった。しかし、天気予報によれば、明日は10度、今週末から来週にかけての春節は5~6度で、しかも雨か曇りの天気。春が待ち遠しい。
春節が近づき、朝夕の出勤時のバスや地下鉄の乗降客が心なしか減ってきた印象を受ける。地方から上海に出てきた人たちの帰省が始まっているからだろう。職場の同僚らも、今日あたりから帰省し出した。
ニュースによれば、帰省客の数は中国全土で延べ25億人、上海近郊だけでも、2.1億人に上るらしい。これに応じて、上海駅や上海南駅などの鉄道、浦東や虹橋などの空港、そして、長距離バスセンターなどでは、土産を抱えた帰省客で混雑が始まっている。
日本では、このような帰省ラッシュの風景は、かつてほど見られなくなったが、中国では、年に一度の国民大移動であり、中国では「春運」と呼ぶ。高速鉄道(中国版新幹線)が徐々に拡大し、豊かになって航空機を利用する人たちも増えてきた。バスを中心に交通手段が多様化し、昔に比べて移動時間は早くなったのではないか。
日本では、このような帰省ラッシュの風景は、かつてほど見られなくなったが、中国では、年に一度の国民大移動であり、中国では「春運」と呼ぶ。高速鉄道(中国版新幹線)が徐々に拡大し、豊かになって航空機を利用する人たちも増えてきた。バスを中心に交通手段が多様化し、昔に比べて移動時間は早くなったのではないか。
帰省切符を手に入れることのできない人々を狙って、「黄牛」と呼ばれるダフ屋も横行する。しかし、単に切符が手に入らないというだけでなく、帰る金がないために、故郷の家族や親せき、友人たちに会いたいのに帰ることができず、無念さや寂しさを感じている人も多いのではないか。
そういえば、日本人も日本に帰る飛行機の切符が手に入りにくくなったと聞く。金持ちの中国人らが春節を利用して、大勢、日本に旅行に行くためだ。その数が増えてきた。
この春運ひとつとっても、春節は、人間ドラマがいろいろと展開される。
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