Shanghai memo
上海メモ/気が向いたとき、思いつくままに…。
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中国の年賀状
元宵節
早朝の鳴り続ける花火で目が覚めた。時計を見ると、5時半。外はまだ暗い。
そういえば、今日は中国の小正月(正月十五日)に当たる元宵節。
中国の重要な伝統的な祭日である。
中国人の家々では、この正月十五日の満月の夜、身内の者が団らんして、共に佳節を祝う習慣がある。
(今夜は、満月の十五夜だった)
豫園などでは、この日、飾られた灯篭を見ようと見物客でにぎわうらしい。
11時過ぎ、アパート近くの玉仏寺周辺は春節初日同様、長蛇の列。
外国人の姿もあった。
寺院内に入るための拝観券を買うためだ。
彼らを目当てに、日頃はいない臨時の花売り、ダフ屋が何人もいた。
(中国では、ダフ屋のことを何故か「黄牛」という)
そして、物乞いや身体の不自由な人も路上に座り込んで、金を無心している。
日頃は一人か二人くらいしかいないのに、わずか数百mの間に10人近くいた。
「人の集まる所に、金は集まる」が分かっている。
そして、夜。またもや、花火や爆竹が鳴り響く。
「悪魔を追い払う」という願いは理解できるが、それにしても、いい加減、うんざりする。
そういえば、今日は中国の小正月(正月十五日)に当たる元宵節。
中国の重要な伝統的な祭日である。
中国人の家々では、この正月十五日の満月の夜、身内の者が団らんして、共に佳節を祝う習慣がある。
(今夜は、満月の十五夜だった)
豫園などでは、この日、飾られた灯篭を見ようと見物客でにぎわうらしい。
11時過ぎ、アパート近くの玉仏寺周辺は春節初日同様、長蛇の列。
外国人の姿もあった。
寺院内に入るための拝観券を買うためだ。
彼らを目当てに、日頃はいない臨時の花売り、ダフ屋が何人もいた。
(中国では、ダフ屋のことを何故か「黄牛」という)
そして、物乞いや身体の不自由な人も路上に座り込んで、金を無心している。
日頃は一人か二人くらいしかいないのに、わずか数百mの間に10人近くいた。
「人の集まる所に、金は集まる」が分かっている。
そして、夜。またもや、花火や爆竹が鳴り響く。
「悪魔を追い払う」という願いは理解できるが、それにしても、いい加減、うんざりする。
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春運
今日は、日中気温が23度、春のような陽気だった。しかし、天気予報によれば、明日は10度、今週末から来週にかけての春節は5~6度で、しかも雨か曇りの天気。春が待ち遠しい。
春節が近づき、朝夕の出勤時のバスや地下鉄の乗降客が心なしか減ってきた印象を受ける。地方から上海に出てきた人たちの帰省が始まっているからだろう。職場の同僚らも、今日あたりから帰省し出した。
ニュースによれば、帰省客の数は中国全土で延べ25億人、上海近郊だけでも、2.1億人に上るらしい。これに応じて、上海駅や上海南駅などの鉄道、浦東や虹橋などの空港、そして、長距離バスセンターなどでは、土産を抱えた帰省客で混雑が始まっている。
日本では、このような帰省ラッシュの風景は、かつてほど見られなくなったが、中国では、年に一度の国民大移動であり、中国では「春運」と呼ぶ。高速鉄道(中国版新幹線)が徐々に拡大し、豊かになって航空機を利用する人たちも増えてきた。バスを中心に交通手段が多様化し、昔に比べて移動時間は早くなったのではないか。
日本では、このような帰省ラッシュの風景は、かつてほど見られなくなったが、中国では、年に一度の国民大移動であり、中国では「春運」と呼ぶ。高速鉄道(中国版新幹線)が徐々に拡大し、豊かになって航空機を利用する人たちも増えてきた。バスを中心に交通手段が多様化し、昔に比べて移動時間は早くなったのではないか。
帰省切符を手に入れることのできない人々を狙って、「黄牛」と呼ばれるダフ屋も横行する。しかし、単に切符が手に入らないというだけでなく、帰る金がないために、故郷の家族や親せき、友人たちに会いたいのに帰ることができず、無念さや寂しさを感じている人も多いのではないか。
そういえば、日本人も日本に帰る飛行機の切符が手に入りにくくなったと聞く。金持ちの中国人らが春節を利用して、大勢、日本に旅行に行くためだ。その数が増えてきた。
この春運ひとつとっても、春節は、人間ドラマがいろいろと展開される。
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