Shanghai memo
上海メモ/気が向いたとき、思いつくままに…。
現地シニア会
この会は、隔月に開催される。
中国で現地採用された、あるいは自分で会社を立ち上げた人たちの会合で、
飲食しながら、さまざまな直近の中国情報を聞くことができる。
今回、興味深かったのは下記。
中国の南部、広州などでは、台湾系や香港系の企業が多いが、ワーカーに、たとえば月給は2000元と話し、実際は毎月半分の1000元だけ払い、残額は年末にまとめて払う、といって働かせる。そして、年末近くになると、経営者は、その会社を次の経営者に売ってドロンする。次の経営者は、ワーカーらから追及されても、それは前の経営者がやったことだと、突っぱねる。
中国では、沿岸部から内陸部へ外資の工場が拡大し、農民工と呼ばれる田舎出身の出稼ぎ労働者は、より実家に近い工場に移るようになってきた。そのために、広州など沿岸部の既存の工場では、人集めに苦労しているとのこと。
そのような背景の中、上述のような詐欺が、相変わらずまかり通っている。被害にあうのは、いつも農民工らだ。
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