Shanghai memo
上海メモ/気が向いたとき、思いつくままに…。
子供が作られない?!上海人家庭の台所事情
出典不明だが、興味深いニュース。そういえば、以前、知り合いの中国人が、子供を一人育てるのに150万元(×13円)かかると話していた。
2010年、上海市の議会に相当する「両会(上海市人民代表大会と上海市政治協商会議)」でも、
資金面で子供が作れない、ということが新しい社会問題として討論された。
最近の上海では、独身時代にはそこそこ収入と貯蓄があり、結婚しても共働きでなんとかやっていけ、
車も買えて海外旅行もできるようになったという世帯が多い。
ところが、いざ子供が生まれてくると、一気にその生活が崩れてしまうというのだ。
上海のように消費で娯楽を楽しむ都市生活の場合、80年代以降に生まれた若者にとっては、
この選択は苦しいという。
上海でもマスコミが家計をシュミレーションしている。
例えば、標準的なサラリーマン世帯で計算した場合、共働きで月8000元程度の手取り収入があったとしょう。
今の上海人の多くのマンションは、持ち家であることが多いので、住宅ローンを抱えており、
一般的にローンは月額2500~3000元程度だ。
さらに、交通費や電気・ガス・水道代・食費などの経費が月2500元程度とすると、
残り2500元程しか残らない。
もし、子供がいなければ、海外旅行や娯楽などにまわせたお金だったが、
子供ができてしまうと一転してしまう。
例えば、共働きで子供の面倒をアイ(家政婦)さんなどに見てもらうことになると
月に1000~2000元は必要だし、私立の有名幼稚園に通わせようと思うと月に2000元前後はかかる。
そのほか、保険や粉ミルク代、子供の服飾費やピアノなどの習い事なども加えていくと、
とても2500元の範囲では収まらない。そうした状態を、「子供の奴隷になった」という意味で、
「孩奴」と表現する人たちもいる。
さらに、共働きの場合、上海ではまだ3歳までの子供を預ける施設はほとんどないし、
小学校にあがっても、上海では親による子供の送り迎えが一般的だ。
そのため、夫婦が残業して自分の仕事の時間をつぶすことはまず不可能になる。
地方から上海に働きに来ている夫婦の場合、親や親戚の助けもないので、
この状況はさらに厳しくなる。
上海の帰宅ラッシュが、日本よりも早いのは、そういった事情とも関係があるのだ。
2010年、上海市の議会に相当する「両会(上海市人民代表大会と上海市政治協商会議)」でも、
資金面で子供が作れない、ということが新しい社会問題として討論された。
最近の上海では、独身時代にはそこそこ収入と貯蓄があり、結婚しても共働きでなんとかやっていけ、
車も買えて海外旅行もできるようになったという世帯が多い。
ところが、いざ子供が生まれてくると、一気にその生活が崩れてしまうというのだ。
上海のように消費で娯楽を楽しむ都市生活の場合、80年代以降に生まれた若者にとっては、
この選択は苦しいという。
上海でもマスコミが家計をシュミレーションしている。
例えば、標準的なサラリーマン世帯で計算した場合、共働きで月8000元程度の手取り収入があったとしょう。
今の上海人の多くのマンションは、持ち家であることが多いので、住宅ローンを抱えており、
一般的にローンは月額2500~3000元程度だ。
さらに、交通費や電気・ガス・水道代・食費などの経費が月2500元程度とすると、
残り2500元程しか残らない。
もし、子供がいなければ、海外旅行や娯楽などにまわせたお金だったが、
子供ができてしまうと一転してしまう。
例えば、共働きで子供の面倒をアイ(家政婦)さんなどに見てもらうことになると
月に1000~2000元は必要だし、私立の有名幼稚園に通わせようと思うと月に2000元前後はかかる。
そのほか、保険や粉ミルク代、子供の服飾費やピアノなどの習い事なども加えていくと、
とても2500元の範囲では収まらない。そうした状態を、「子供の奴隷になった」という意味で、
「孩奴」と表現する人たちもいる。
さらに、共働きの場合、上海ではまだ3歳までの子供を預ける施設はほとんどないし、
小学校にあがっても、上海では親による子供の送り迎えが一般的だ。
そのため、夫婦が残業して自分の仕事の時間をつぶすことはまず不可能になる。
地方から上海に働きに来ている夫婦の場合、親や親戚の助けもないので、
この状況はさらに厳しくなる。
上海の帰宅ラッシュが、日本よりも早いのは、そういった事情とも関係があるのだ。
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