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Shanghai memo

上海メモ/気が向いたとき、思いつくままに…。

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「2010年、中国が上海ショックに震撼するであろう」

メルマガ「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」(12月28日)号で、
「現在まで続いた中国の奇跡的繁栄の持続はたいそう難しい」と著者は説く。
https://mail.google.com/mail/h/1lpm3fxufoq59/?v=c&s=a&th=125ce163e4bb59a9

「2010年、中国が上海ショックに震撼するであろう」と予測する理由は次のとおり。
(1)国家権力(というより一党独裁の)の強さ
(2)激甚な速度で達成された都市化(都市集中という歪み)の恐ろしさを誰も言及しない不思議さ
(3)2020年には高齢化社会に突入
(4)貧富の格差
(5)過剰設備投資のつけ
(6)技術の偏在と独走技術の少なさ、雇用のミスマッチ
(7)金融システムの未成熟と株式市場の投機的熱狂の破綻


著者は、反中国論者で「中国は将来、崩壊あるいは分裂」という「希望的観測」をしているが、
右肩上がりの経済発展も、いずれは終わりが来る。

同様に、石平氏も悲観的な見方をしている。
https://mail.google.com/mail/h/qaod12ug2v92/?v=c&s=a&th=1256744c6ff7c0d3

一方、別のメルマガ「Skipper Johnの中国ビジネス・チャンス!」の著者・石井良宗氏(NTTドコモ中国社長、上海在住)は、「中国政府、08年のGDPを上方修正、伸び率9.6%に」と紹介しているが、
https://mail.google.com/mail/h/196dg1psmi7rp/?v=c&s=a&th=125d07811189f991
宮崎氏は、中国政府の統計はインチキと一刀両断している。

このように、チャイナウォッチャーらの楽観論と悲観論があるなか、
日本の命運は今や中国抜きで考えられない状況であるのは間違いないだろう。
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