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Shanghai memo

上海メモ/気が向いたとき、思いつくままに…。

カテゴリー「中国史」の記事一覧

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虹口・山陰路(内山書店跡地・魯迅故居)

戦前、日本人が多く住んでいた虹口・山陰路を歩いた。
魯迅(1881~1936年、本名:周樹人)と親しかった内山鑑三の内山書店があった。
少し歩くと、亡くなるまでの3年間、家族と住んでいた3階建ての魯迅故居(入館料8元)。
撮影禁止で写真は撮れなかったが、
書斎、寝室など質素な作りだった(魯迅はこの建物の3階で肺結核で亡くなった)。
一人息子周海嬰の絵も掲げてあった。
日本人のツアー観光客がいた。
山陰路は今でも租界時代の建物が多く残っている。 








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顧正紅記念館

顧正紅記念館はアパート近くの澳門路沿いにある(澳門路150号)。この周辺は、戦前、日本の紡績工場が多く集まっていた。1925年5月16日、 日本資本の内外綿第七工場で労働者と工場側が衝突、その際、共産党員の労働者・顧正紅が射殺された。これに抗議する 民衆が5月30日、共同租界内をデモ行進していたところ、暴動化を恐れたイギリス警察隊が発砲、死者24名、 重傷者数十名を出す惨事となった。この 五・三○事件をきっかけに民衆の反帝闘争は全国に拡大、その後の 国民政府による北伐を民衆レベルで準備することになった。

館内には五・三○事件に関する資料をはじめ、顧正紅が 手にしていたこん棒などの遺品、さらに労働者の管理に使われた便所札(当時は、労働者が便所でサボらないよう 便所に行くのも許可制だった)など当時の過酷な労務管理をしのばせる道具が数多く展示されている。近くには、上海紡績博物館もある。





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